
パピルスレコは、ケアマネージャーやヘルパー、看護師など多職種間での情報共有に関する課題を解決するのに役立つソフトです。他システムとの連携で、様々な業務をIT化させることもできます。
ここでは、介護ソフト「パピルスレコ」の特徴や導入事例、料金プランを調査しまとめました。
パピルスレコは、複数の職種間で情報共有を図るのに便利な介護記録ソフトです。毎日の介護記録だけでなく、ケアプラン、栄養管理、リハビリ情報、バイタルなど利用者に関する情報を一元化できるため、情報管理の効率化が図れます。また、申し送り機能も搭載されており、情報を正確かつスピーディーにスタッフ間で共有できるようになるのも魅力です。
PCだけでなくタブレットにも対応できるため、ソフトを持ち運んでの記録も可能です。音声によって文字入力もできるので、手入力が苦手な方でも操作がしやすいでしょう。また、多言語にも対応しており、外国人ヘルパーの方でも使用ができます。場所を選ばず記録業務が行えるようになるため、業務効率の向上も期待できるでしょう。
パピルスレコの開発元であるコンダクトでは、この他にも介護ソフトを多数リリースしています。介護記録以外にも抱えている課題があれば、合わせて解決することもできるでしょう。例えば、同社の請求システム「FlowersNEXT」は、パピルスレコと連携できるため、利用者情報の二度打ちの手間を省いて、請求業務まで簡易化させることができます。
地域密着型通所介護サービスを提供するデイサービスの導入事例です。事業所内でのパピルスレコの活用を促すために、計画的に導入を実施。約1か月で運用が軌道に乗ったそうです。
導入の効果により、紙の書類を8割削減し、ファイリング作業も同時に削減。記録作業の効率化が図れたことで、介護ケアの質向上にもつなげることができたそうです。また、朝の申し送りにも活用しており、利用者の的確な状況把握にも役立てられています。
介護老人保健施設では14年間、パピルスレコをはじめとする介護ソフトで、利用者の管理を行っています。そもそもパピルスレコを導入するきっかけとなったのは、記録作成の時間短縮と書類を見やすく統一するためでした。
記録した情報は、看護師や介護支援専門員など他のスタッフと共有。特に、全利用者の情報が一覧で表示されるパーソナルチェックの機能を活用し、情報共有の効率化を図っているそうです。
パピルスレコは、介護情報を効率よく記録できるだけでなく、多職種間での情報共有も図りやすくなるようソフト設計されているのがポイント。正確かつスピーディーな連携が叶うことで、介護の質向上にもつなげることができるでしょう。
本サイトでは「複数事業所を展開する中堅大手の事業所向け」「初期費用を抑えたい新規立上事業所向け」「医療・リハビリを主とする社会福祉法人向け」事業者ごとに適した介護ソフトを調査しました。
これまでかかっていた業務時間を短縮し、利用者ととことん向き合える環境を叶えてくれます。ぜひチェックしてみてください。

情報を一括入力ができる機能が搭載されており、効率よく入力時間の短縮が図れます。また、記録項目は事業者の運用形態や職種ごとの業務内容に合わせてカスタマイズすることも可能となっています。
| 料金体系 | 公式HPに価格の掲載がありませんでした。 |
|---|---|
| トライアル | デモンストレーションを実施。 |
| 導入形態 | クラウドまたはオンプレミス |
| 運営会社名 | 株式会社コンダクト |
|---|---|
| 本社所在地 | 石川県金沢市高尾台1-423 |
| 電話番号 | 0120-536-651 |
| 公式HP | https://www.conduct.co.jp/lineup/papirusureko/ |
ここでは現状や今後の事業展望ごとに、業務の課題解決に役立つ適切なソフトをご紹介します。記録や事務作業の時間を減らし、利用者へ寄り添える体制を整える介護ソフト選びにお役立てください。


